COLUMN コラム

【伊勢原の歯医者】歯周病と歯槽膿漏は同じ?原因と予防について

こんにちは。
伊勢原市の歯医者「きんすけ歯科」です。
 
メディアなどで頻繁に取り上げられていることからも、「歯周病」という名前をご存じの方は多くいらっしゃるでしょう。
歯周病は、以前は「歯槽膿漏」とよばれていました。
歯槽膿漏とは、名前のとおり、歯槽骨から膿が漏れている状態で、重症化した歯周病の症状です。
歯がグラグラしたり、においがきつくなったりするのが特徴で、ここまで進行すると歯を失う確率が高くなります
 
大切な歯を守るためには、歯槽膿漏になる前に、適切な処置を行い、進行を食い止めることが必要です。
ここでは、歯周病の症状と予防についてお話しします。
 
 

歯周病の症状について

歯周病は、段階的に進行します
初期段階が「歯肉炎」で、歯周病菌が出す毒素によって歯ぐきが炎症を起こしている状態です。
歯ぐきが赤く腫れたり、歯磨きの際に出血したりしますが、痛みなどはほとんどないため、この時点では歯周病であることに気付かない方が多くいらっしゃいます。
 
炎症の範囲が広がり、歯を支えている骨が溶かされている状態が「歯周炎」です。
歯周炎まで進行すると、歯を失うリスクが高まります。
 
症状によっては歯周外科治療が必要となり、患者さまの負担も大きくなる傾向にあります。
歯周病は、できるだけ初期の段階で治療を始めること、そして何よりも、予防することが大切なのです。
 
 

歯周病の原因と予防について

歯周病の基本的な原因は、お口の中に溜まった歯垢(プラーク)です。
適切なケアで歯垢(プラーク)が溜まらないようにすれば、歯周病は予防できます。
 
ご自身で行う「セルフケア」と歯科医院で行う「プロケア」を併用して、歯周病の原因となる歯垢(プラーク)を溜めないお口を作りましょう。
 

セルフケアのポイント


・毎日しっかりと歯を磨く
・歯ブラシだけでなくデンタルフロスや歯間ブラシを活用する

 

プロケアのポイント


・定期検診に通う
・歯科のクリーニングで歯磨きでは落とせない汚れを除去する

 
 

歯周病予防は「きんすけ歯科」にご相談ください

2022年に行われた「歯科疾患実態調査」によると、4mm以上の歯周ポケットを持つ方の割合は、45〜54歳以上で43.7%という結果が出ています。
けれども、歯ぐきの症状として「はれている」と回答した方の割合は、45〜49歳で6.3%、50〜54歳では5.9%と低いことから、症状に気付いていない方が多いことがわかります。


(参考:参考:厚生労働省「令和4年度歯科疾患実態調査」p23表20 p28表24より) >

 
「これくらいなら大丈夫」「自分にはまだ関係ない」と思わずに、定期的に歯科を受診することが大切です。
きんすけ歯科」では、お一人お一人に合わせた予防ケアをご提案しています。
診療時間は、平日は18時、土曜は17時までとなっています(2024年1月現在)。
まずは、歯ぐきのチェックにお越しください。
 

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