【伊勢原市の小児歯科】歯磨きだけではむし歯を予防できないって本当?子どもの歯を守るためにできること
こんにちは。
伊勢原市の歯医者「きんすけ歯科」です。
お子さまのむし歯にお悩みではありませんか?
毎日歯を磨いているのにむし歯になってしまったり、何度も繰り返したりと、お子さまのむし歯に関するお悩みはさまざまでしょう。
2022年の歯科疾患実態調査によると、むし歯を持つお子さまの割合は5〜11歳で15〜35%程度とされています。
一方、歯を磨く頻度に関する調査では、毎日行う方の割合は 97.4%と非常に高い数値が出ています。
このことから、毎日歯磨きをしていてもむし歯になってしまう可能性があることがわかります。
お子さまをむし歯から守るために、日々の生活で取り入れてほしいことをお話しします。
(参考:厚生労働省「令和4年度歯科疾患実態調査」p4表3、p26表23より) >
歯磨きだけでは不十分?除去率を上げるための歯間ケア
むし歯になりやすい場所の一つが歯と歯の間です。
じつは、歯と歯の間の汚れは、歯磨きだけでは6割程度しか落とせないことがわかっています。
デンタルフロスを併用することで、汚れの除去率が8割近くまであがります。
けれども、先ほどの調査によると、デンタルフロスや歯間ブラシを使って、歯と歯の間を清掃している方の割合は1〜4歳で20.5%、5〜9歳で28.6%と、大人にくらべて低い水準にとどまっているのが現状です。
フロスを使ったケアは、お子さまから大人まで年齢に関係なく、むし歯予防に効果が期待できますので、積極的に取り入れるようにしましょう。
(参考:厚生労働省「令和4年度歯科疾患実態調査」p30表25より) >
お子さまの「フロスケア」の方法
歯が生え揃って、歯と歯の間のすき間が狭くなってきたら、デンタルフロスを使い始めましょう。
乳歯は永久歯にくらべると歯が小さく歯列の幅が狭いため、子ども用サイズをお使いください。
歯と歯の間に無理矢理入れるのではなく、片方の歯に添わすように上下に動かすのがポイントです。
反対側も同じように、上下に動かしながら表面をきれいにします。
歯ぐきに強く押し付けると、歯ぐきを傷つけてしまうので、力加減には気を付けましょう。
就寝中は唾液の分泌量が減ってむし歯リスクが高まるため、寝る前の仕上げ磨きの際に「フロスケア」を取り入れるのがおすすめです。
お子さまのむし歯予防は「きんすけ歯科」にご相談ください
乳歯は大人の歯とくらべてやわらかいため、むし歯になりやすくあっという間に進行します。
デンタルフロスを使ったケアを習慣にして、丁寧に汚れを落としましょう。
「磨き残しがないか」「初期のむし歯がないか」など、定期的に歯科医院でお口のチェックを受けることも大切です。
伊勢原市の「きんすけ歯科」では、お子さまのむし歯予防に力を入れています。
お一人お一人に合わせた予防ケアをご提案しますので、お子さまと一緒にご来院ください。