インプラントはいつまで使える?歯科で行うメンテナンスの重要性について
こんにちは。
伊勢原市の歯医者「きんすけ歯科」です。
インプラントは「第2の永久歯」ともよばれていて、入れ歯やブリッジよりも長く使えることがよく知られています。
具体的には、どれくらい長く使えるのでしょうか?
ここでは、インプラントの寿命の目安とインプラントを長くお使いいただくためのメンテナンスについてお話しします。
治療後20年経ってもインプラントを使い続けている方は約78%
インプラント治療後20年が経過した患者さんへのアンケート結果によると、治療後20年経っても「問題なく使えている」という方が約78%でした。
参考:J-Stage_日本口腔インプラント学会第31巻2号「20 年以上経過したインプラント患者のアンケート調査」図3より >
厚生労働省の資料でも、インプラント治療を受けた方の9割程度が、治療から10〜15年経っても、「インプラントが脱落することなく使用できる状態を維持している」と報告されています。
(参考:厚生労働省委託事業「歯科保健医療情報収集等事業」歯科インプラント治療のためのQ&A p3より) >
しかしながら、これらは適切なメンテナンスを行っていることが前提となります。
つまり、適切なメンテナンスを行っていなければ、平均的な寿命を待たずにインプラントが脱落してしまうこともあるのです。
インプラント治療後の適切なメンテナンスとは
インプラント治療後は、メンテナンスを継続する必要があります。
メンテナンスは、ご自身で行う「セルフケア」と歯科医院で行う「プロケア」に分けられますが、どちらかだけではなく併用することが大切です。
セルフケアは毎日丁寧に
セルフケアの基本は「毎日の歯磨き」です。
インプラントは入れ歯のように取り外しはできませんので、残っている歯と同じように丁寧に磨きましょう。
歯ブラシだけでなくデンタルフロスや歯間ブラシを使うことで、汚れの除去率が高まります。
プロケアは定期的に
3〜6ヶ月に1度の割合で、「歯科医院で定期検診」を受けましょう。
定期検診の頻度は、お口の状態によって異なりますので、歯科医院の指示に従ってください。
定期検診では、
・むし歯や歯周病の症状かないか
・かみ合わせに問題がないか
・インプラントにぐらつきはないか
のチェックを行い、必要に応じてクリーニングや歯磨き指導を行って、健康な状態を保てるようサポートします。
インプラントのメンテナンスは「きんすけ歯科」にご相談ください
インプラント治療が成功すると、天然の歯のような感覚でしっかりと噛めるようになり、食事を楽しめるようになります。
ただし、メンテナンスを怠れば、インプラントの周囲に溜まった汚れが原因となって歯周組織に炎症が起こる「インプラント周囲炎」になるリスクが高まります。
治療後15年、20年と快適にお使いいただくためにも、しっかりとメンテナンスを行いましょう。
「きんすけ歯科」は、お一人お一人のお口の状態に合わせたメンテナンスをご提案します。
4台分の駐車場をご用意しております。
バスをご利用の方は、当院から徒歩3分のところにある神奈川中央交通バス「串橋入口」をご利用ください。