【鶴巻温泉エリアの歯医者】歯周病になりやすい人ってどんな人?6つの特徴
こんにちは。
伊勢原市の歯医者「きんすけ歯科」です。
歯磨きをしているときに、歯ぐきから出血したことはありませんか?
歯ぐきからの出血は、歯周病の症状の一つです。
日本では、年齢とともに歯周病にかかる方が増加しています。
そのため、「年齢を重ねたら歯周病になるのは仕方のないこと」と感じている方がいらっしゃるかもしれません。
一方、若い世代の方は、「自分にはまだ関係ない」とお思いになるかもしれませんね。
ところが、歯周病は年齢に関係なく、誰でも発症する可能性があります。
今回は、歯周病リスクが高い方の特徴をお話ししますので、当てはまる方は特に気をつけて歯周病予防に取り組みましょう。
歯周病になりやすい人の6つの特徴
1.歯磨きが不十分な方
歯磨きをしていても、歯周病にかかる可能性はあります。
毎日歯を磨いている人が約97%、そのうち1日2回以上磨いている人が約79%もいるにもかかわらず、歯の健康に問題を抱えるケースは少なくありません。
参考:厚生労働省「令和4年歯科疾患実態調査結果の概要」P26表23より >
2022年の歯科疾患実態調査において、10歳以上の約45%に歯ぐきからの出血が確認されているように、単に歯を磨く回数だけでは歯周病を予防することはできないことがわかります。
参考:厚生労働省「令和4年歯科疾患実態調査結果の概要」P21表18より >
実際に、歯ブラシ1本だけでは、歯と歯の間の汚れは6割程度しか落とせていないことがわかっています。
磨き残した汚れは歯垢となり、歯周病の直接的な原因となります。
歯間ブラシやデンタルフロスを併用することで、除去率は79〜85%まで高まりますので、日々のお手入れに取り入れて、効果的に歯を磨くことが大切です。
2.喫煙の習慣がある方
たばこに含まれる物質の中には、
・免疫機能を低下させるもの
・血流を妨げるもの
があり、たばこを吸うと歯ぐきに栄養が行き渡らず、免疫機能が低下します。
また、喫煙によって、お口の中の汚れを落とす役割がある唾液の分泌量が低下し、むし歯や歯周病のリスクが高まります。
3.糖尿病の方
健康な人とくらべて、糖尿病の方は唾液の分泌量が低下する傾向にあります。
さらに、唾液中の糖分の濃度が上昇しているため、細菌の増殖が加速して、歯周病が進行しやすい状態になってるため注意が必要です。
4.歯ぎしりをしている方
歯ぎしりをしていると特定の場所に大きな負担がかかり、歯だけでなく歯周組織にもダメージを与えます。
その結果、歯周病の症状が悪化したり、症状の進行を加速させてしまったりすることがあります。
5.歯並びが悪い方
歯並びに凸凹している部分があると、歯ブラシの毛先が行き届かずしっかりと汚れを落とせていない可能性があります。
6.歯科の定期検診に行く習慣がない方
歯周病は初期の段階では自覚できる症状がないケースが多く、発見が遅れがちです。
定期的にプロの目でチェックを受けておくと、早期発見・早期治療につながります。
歯周病を予防して健康維持に努めましょう
歯周病は歯を失う原因の第1位の病気です。
また、歯周病は重症化すると、心疾患や誤嚥性(ごえんせい)肺炎などの全身疾患を引き起こす恐れもあります。
お口だけでなく全身の健康維持のためにも、しっかりと歯周病を予防しましょう。
伊勢原市の「きんすけ歯科」では、お一人お一人に合わせた予防ケアをご提案しています。
気づかないうちに歯周病を発症しているケースも珍しくありませんので、まずはお口のチェックにお越しください。